この前友達4人で夜道をドライブしてた時のこと
道路の脇で見てしまった
血まみれで四つん這いになって恨めしそうな顔をしている女の幽霊を
思わず声をあげそうになったがすんでの所でこらえた
幸い他の3人は気付いてないようだ
実は俺は小さい頃には霊感があってたまにそういうのも見てたんだが
中学上がってからは全く見なくなっていたため久しぶりの恐怖だった
車の中では黙っていたがその後入ったファミレスで頭の整理がついた
「オレ実はさっきの道路でさ・・・」
俺は今の恐怖体験をみんなに話した。
正直見間違いかもしれないし
一人で抱え込むよりはバカにされてでも笑い話になった方が気が楽だ
「それ、俺も見たぞ」
「えっお前も!?」
意外な反応だった。
実は4人ともオバケを見ていながら誰も口に出さなかったのだ
「なんだよ、お前ら見たならさっさとと言えよーw」
「だったらお前が先に言えよww」
見間違いでないことは確定したのだが妙な共有感で安心できた
死人に何ができる。幽霊がナンボのもんじゃい!
今日も安眠できそうだ
次の日バイト先で昨日のことを卑屈でビビリな理系の先輩に話してみた。
「それって逆にさー・・・」
まさかのカウンターパンチ。しばらくは安眠できそうにない
(出典:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1486219550/0-)
霊感の有無にかかわらず、見えたという事は幽霊ではなく、 生身の生きた人間だったという事です。
つまり、事故にでも遭い、血まみれで重傷を負った女性を見殺しにしてしまったのです。