昼食をとり終えた頃、いい天気なので散歩にでも行こうと思い出た。
歩きだそうとしたとき、10メートル先に妊婦がしゃがみこんでいるのが目にはいる。
すぐに駆けつけ、「大丈夫ですか?」と声をかけるが返事はこない。
「どうしました?」
またも返事はない。
さすがにまずいと思い、「救急車を呼びますね」と言い、携帯を取り出した。
そのとき妊婦が口を開いた。
「あのー、すいませんこの近くに交番はありますか?」
なぜ交番の場所を聞かれたのか疑問に思いながらも、交番の場所をおしえる。
すると、「そうですかありがとうございます」と言いながら立ち上がり、
続けざまに「それではまたどこかで」と言うと、妊婦は去っていった。
なんだったのだろうかと思いながら携帯を開く。
その瞬間、あの妊婦の言葉の意味を理解して、僕はすぐさま家へと逃げ込んだ。
今思い出しても背筋が凍りつく。
もしあの時声をかけなければ、どうなっていたのだろうか。
( 出典:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1557165839/0-)
何故、妊婦は交番が近くにあるのか聞いたのか?
何故、主人公は妊婦に恐怖心を抱いたのか?
もしあの時、妊婦に声をかけなければどうなっていたのか?
なかなか解釈の難しい話ですが、以下のような解釈が有力なようです。
妊婦は偽物。通り魔殺人犯。(出典:同上)
そのお腹には凶器が隠されている。
交番の場所を聞いたのは、近くに警察がいるとマズイから。
そして、主人公が救急車をよぼうと携帯をみたら、その事件のテロップが流れていた。
妊婦を装った、無差別殺人犯がいると・・・。
それに気付き、背筋が凍りついた。
もし、交番が近くになかったら、餌食にされていたかも知れない・・・と。
て内容だったと思う。
確かに、この解釈であればいろいろとつじつまが合うようです。
この解釈を考えた方は凄いですね。
妊婦に声をかけなければ、襲われていたのでしょうか?